画廊のオヤジ
野良猫トトロの赤ちゃん
こんにちは。
アートギャルリー日本ぶっくあーと 代表・太田唯男です。
前回、私の自宅付近に暮らすノラ猫・トトロの話を書きました。
上の写真は、トトロが生んだ3匹の子猫のうちの2匹(生後1ヶ月)です。
この子たちは無事に里親さんに引き取られました。
ブログを読んでご心配をいただいていたみなさま、ありがとうございました。
引き渡すまでには実にいろいろなドラマがありました。
私の日記から抜粋して以下に記します。
猫に振り回された2ヶ月
- 3月中旬 里親さんが見つかる。1匹もらってもらうことに。
- 3月下旬 同里親さんが「やっぱり2匹欲しいです」
- 4月1日 【朝】 いまだかつて目にしたことのない格好でトトロが日光浴。老婦のように座って、右足はい、左足はい、と交互に挙げていた。
【夜】 トトロ失踪。近所をくまなく探すが見つからず。 - 4月2日、3日 捜索続行するも見つからず。
- 4月4日 トトロ登場。おなかはカラッぽ。出産場所不明。「赤ちゃんはどこにいるの?」と尋ねても知らんぷりされる。
- 4月5日~14日 トトロを尾行するも見事にまかれる。
- 4月15日 となりの家のご主人から「うちの物置に子猫がいる」との情報入手。事情を話し、しばらくそのまま置いてもらうことに。
- 4月21日 心優しき隣人の温かい協力を得て、子猫3匹を捕獲。
私のお手製ダンボールハウスに安置。しかし子猫を略奪されたトトロが逆上。「うぎゃお~、フゥッ、シャーッ」と大声で威嚇、私にパンチ&噛みつき、子猫を1匹加えて疾走。
家の西側に隠されていたので、再び捕獲。別の2匹とあわせて、隣家の物置に戻すことに。その後もしばらく、トトロの怒りはおさまらず。 - 4月23日 動物病院に相談へ。どのぐらいで母親から離していいのか等を聞く。
- 4月25日 里親さんと引き渡し日の打ち合わせ。5月3日大安吉日午前10時に決定。
- 4月30日 子猫用ケージをリサイクルショップに見に行く。予算大幅にオーバー。手作りすることに。
- 5月1日、2日 廃棄物を利用してケージづくり。時代劇「子連れ狼」の手押し車風。前後と上部の3面に金網を取り付けた。車輪がついているのでケージごとお散歩に連れて行くことができる。上出来。
- 5月3日 引き渡しの日。 猫がいなくなった夢を見た。隣人に許可を得て、子猫のいる物置へ。しかし、もぬけのから、1匹もいない!!! 茫然自失。あうあうあう、と捜索。危険を察知してどこかに隠したか??里親さんの「生き物のことだから仕方がない。楽しみが先に延びただけ」という言葉に救われるも、早く捕まえておけばよかったと後悔。
- 5月4日 子猫捜索。
- 5月5日 隣人から情報、子猫が物置に! 2匹のみ捕獲。残りの1匹は手が入らない狭いところにもぐってしまった。とりあえず2匹を「大五郎の手押し車」風ケージに収容。ミルクを買いにホームセンターへ。哺乳瓶も購入。慌てて「成猫用」を買ってしまったが、まぁ良しとする。奇しくも今日は飼い猫「ふくちゃん」の8歳の誕生日。ダブルでめでたい。
- 5月6日 子猫が我が家にいたのはわずか24時間。あまりの可愛さに手放すのがためらわれる(泣)。でも里親さんに2匹を引き渡し、安堵。
- 5月7日~現在 取り逃がした残り1匹の捜索を続行
2016.05.13.
アートギャルリー日本ぶっくあーと
代表・太田唯男