オランダ・マウリッツハイス美術館にて
代表 太田唯男
(『2012年、私が絶対に見逃したくない展覧会 2』 からのつづき)
こんにちは。
再びアートギャルリー日本ぶっくあーと 見習い12年目のマユミです。
前回のKORINが長かったので
社長の“絶対に見逃したくない美術展トップ3”の残り2つの
展覧会については簡潔に書きます。
ベルリン国立美術館展 ~学べるヨーロッパ美術の400年~
2012年6月13日~9月17日 国立西洋美術館
マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝
2012年6月30日~9月17日 東京都美術館
ポイント
●目玉はやっぱりフェルメール!
●『ベルリン国立美術館展』では 『真珠の首飾りの少女』 初来日!
●『マウリッツハイス美術館展』ではあの 『真珠の耳飾りの少女』 が!
『真珠の首飾りの少女』と『真珠の耳飾りの少女』
作品タイトルが似ています。
マウリッツの方は、世界で最も有名なフェルメールの作品。
通称“青いターバンの少女”としても知られています。
ベルリンの方は黄色い服を着てネックレスをかけている少女です。
ここ数年、フェルメールの作品を見られる展覧会が続いていますね。
作品は全部で30数点しかないといわれていて、
そのほとんどがヨーロッパやアメリカにあります。
日本でそのほぼ全てを見られてしまいそうな勢いです。
2000年に大阪市立美術館で
『フェルメールとその時代展』が開催されたとき、
『真珠の耳飾の少女が』出展されました。
来場者は約58万人。
2008年に開催された『フェルメール展』の来場者は約93万人です。
東京都美術館にフェルメール作品が7点も集結しました。
今回の『マウリッツハイス美術館展』へもたくさんの方が見に行かれるでしょう。
特に『真珠の耳飾りの少女』 お目当てで。
2010年から大規模な改修工事がされていた東京都美術館のグランドオープンと、
今年から改修工事で一時閉館するマウリッツハイスとが、
スケジュール的にぴったり、とはいえ、
再び日本に“青いターバンの少女”が来てくれるなんて
本当にすごいことです。
陰でご尽力くださった全てのみなさまの一人一人の手を固く握り
「ありがとうございます、ありがとうございます」
と感謝申し上げたい。
日本ぶっくあーと 代表 太田唯男が絶対に見逃したくない
今年の美術展ベスト3のほかにも、
魅力いっぱいの美術展が今年も目白押しです。
楽しみですね。
詳しい情報は美術雑誌(例:『美術の窓』など)や
各美術館のホームページでご確認いただけます。
2012.01.22.
アートギャルリー日本ぶっくあーと
見習い12年目 マユミ