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  • アントニオ・デル・マッサーロ『聖クレアの聖母』 フェルディナンド・レーンホフ版 エッチング(銅版画) 1882年作
フェルディナンド・レーンホフ 「聖クレアの聖母」(聖母子) エッチング。慈愛あふれるマリアの絵画。ラファエロ複製画。 フェルディナンド・レーンホフ 「聖クレアの聖母」(聖母子) 1882年作 エッチング 額縁付。ラファエロ複製。 フェルディナンド・レーンホフ 「聖クレアの聖母」(聖母子) エッチング 版画、額縁サイズです。 フェルディナンド・レーンホフ 「聖クレアの聖母」(聖母子) エッチング 部分拡大 左上 フェルディナンド・レーンホフ 「聖クレアの聖母」(聖母子) エッチング 部分拡大 右上 フェルディナンド・レーンホフ 「聖クレアの聖母」(聖母子) エッチング 部分拡大 左下 フェルディナンド・レーンホフ 「聖クレアの聖母」(聖母子) エッチング 部分拡大 右下 フェルディナンド・レーンホフ 「聖クレアの聖母」(聖母子) エッチング 額縁のデザイン。古径の額です。 フェルディナンド・レーンホフ 「聖クレアの聖母」(聖母子) エッチング ラファエロ作 フェルディナンド・レーンホフ 「聖クレアの聖母」(聖母子) エッチング 彫師の名前

価格:82,500円(税込)

商品説明

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作品仕様

  • 【技法】    エッチング
  • 【画寸】    タテ 22.5 × ヨコ 17.5 cm
  • 【額寸】    タテ 49 × ヨコ 43.5 cm
  •      
  • 【発行】    フランス美術誌『ラール(L'Art)』第29号、1882年、p164


  • 作品下部の刷り込み文字について

  • 【画面右下】 Raphael pinx. (ラファエロ作)
  • 【画面左下】 Ferdinand Leenhoff sc.(彫師: フェルディナンド・レーンホフ)

  • ※[注]『ラール(L'Art)』第29号では、版画の元となった絵(原画)をラファエロ作としていましたが、現在原画を所蔵しているフォッグ美術館はアントニオ・デル・マッサーロ作であるとしています


    【同エッチング版画を所蔵する主な博物館】

    イギリス・大英博物館

     

    美術誌『ラール(L'Art)』について

    19世紀に発刊されていた美術誌です。美術の普及、議論の場としての重要な役割を担っていました。

    記事の内容は、絵画・彫刻・建築・装飾美術などです。美術史や批評のほか、当時の現代作家の紹介、芸術運動についても取り上げられていました。

    高品質な版画や挿絵をぜいたくに掲載していたことから、美術の専門家だけでなく、愛好家にとっても貴重なリソースでした。


    [参照]
    ・フランス国立図書館

    原画について

    アントニオ・デル・マッサーロ『聖母子』('サンタ・キアラの聖母')
    画寸:95.3 × ヨコ 72.1 cm
    技法: パネルにテンペラ
    制作年: 1490年頃
    所蔵:ハーバード大学付属フォッグ美術館(アメリカ)


    原画についてのまめ知識

    16世紀(1580年)までの所蔵は、イタリア・ウルビーノのサンタ・キアラ修道院です。ウルビーノは、ルネサンス文化の中心地。ラファエロ生誕の地としても知られています。

    19世紀にローマ在住のアメリカ人銀行家の手に渡りました。レーンホフ版のエッチングが制作された当時はラファエロ(1483-1520)が描いたとされていたため、版画には Raphael pinx. (ラファエロ作)と記されています。

    その後、ラファエロではなくアンドレア・ディ・アロイージ(Andrea di Aloigi)作であるという説が出ました。アロイージは、ラファエロの師匠であるペルジーノの助手として記録されている画家です。

    現在の所蔵元フォッグ美術館では別の画家、バチカン宮殿ボルジアの間のフレスコ画制作にもたずさわった、アントニオ・デル・マッサーロ(1450-1516 / Antonio del Massaro da Viterbo)作であるとしています。


    [参照]
    ・ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
    ・イギリス王室ロイヤルコレクショントラスト
    ・ハーバード大学付属フォッグ美術館


    [文責] mayumi_nihonbookart

フェルディナンド・レーンホフ(Ferdinand LEENHOFF)    1841 ~1914

画家・エッチング職人・版画家・彫刻家

オランダ・ザルトボメル生まれ、後にパリに移住。

姉シュザンヌは「印象派の父」エドゥアール・マネと結婚。マネ『草上の昼食』の画面左の男性はレーンホフがモデルと言われている。

マネ 草上の昼食 オルセー美術館所蔵
マネ『草上の昼食』1863 オルセー美術館所蔵
マネ 草上の昼食 オルセー美術館所蔵 左の男性は、フェルディナンド・レーンホフがモデルと言われています
左の男性はレーンホフがモデルといわれている

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