価格:0円(税込)
技法 | 油彩 |
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画寸 | タテ 45 × ヨコ 37 cm(F8号) |
額寸 | タテ 63 × ヨコ 55.5 cm |
サインなど | 自筆サイン有り |
状態 | 良 |
その他 | 額付き |
スペインに来た当初、不思議に思った光景の一つに、どこの町や村に行ってもそれらの中心の広場には人々がいてのんびりと寛いでいることであった。
年が行っているとは言っても、働ける年代の人達が昼間から仕事もせずにブラブラしていて、ガイドブックに書いてある様に怠け者の国民性なんだろうかと疑った程であった。
その後スペインで暮らす内に、スペインでは日本と違って社会保障制度が完備されていて、定年退職後の年金で充分暮らしていけることや、習慣として散歩を楽しんだり家の外の公園や広場のテラス等で時間を過ごす楽しみ方を知っている国民と言うことが分かり、自分自身の見方が変わって来た。
自然との接し方も、日常生活の中で色々な楽しみ方が出来る訳で、太陽にしても日の出や夕日等それは様々である。
夕日の時は夕日を浴びながら何となく心までも温められている様な風情で、同様に眺めるせいもあってか、更には建物までもオレンジ色に染められながらその余韻を楽しんでいる様だ。