作品仕様
技法 | 油彩 |
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画寸 | タテ 45 × ヨコ 37 cm(F8号) |
額寸 | タテ 63 × ヨコ 55.5 cm |
サインなど | 自筆サイン有り |
状態 | 良 |
その他 | 額付き |
作者・大矢邦昭画伯からのコメント
夕日を浴びて
スペインに来た当初、不思議に思った光景の一つに、どこの町や村に行ってもそれらの中心の広場には人々がいてのんびりと寛いでいることであった。
年が行っているとは言っても、働ける年代の人達が昼間から仕事もせずにブラブラしていて、ガイドブックに書いてある様に怠け者の国民性なんだろうかと疑った程であった。
その後スペインで暮らす内に、スペインでは日本と違って社会保障制度が完備されていて、定年退職後の年金で充分暮らしていけることや、習慣として散歩を楽しんだり家の外の公園や広場のテラス等で時間を過ごす楽しみ方を知っている国民と言うことが分かり、自分自身の見方が変わって来た。
自然との接し方も、日常生活の中で色々な楽しみ方が出来る訳で、太陽にしても日の出や夕日等それは様々である。
夕日の時は夕日を浴びながら何となく心までも温められている様な風情で、同様に眺めるせいもあってか、更には建物までもオレンジ色に染められながらその余韻を楽しんでいる様だ。
運命に導かれてスペインへ...
30年以上暮らしても“スペインの魅力は尽きない”と語る画家・大矢邦昭。現在はマドリードを拠点に制作活動を展開し、スペイン・フランス・日本・米国及びベルギーで精力的に作品発表しています。
花の輝き、土の匂い、建物の力強さ...長年暮らし続けた画家だからこそできる表現。スペインの色彩と風をぜひ貴方のお手元でお愉しみ下さい!!
雑誌掲載記事
ポアディージャ・デル・モンテ(マドリード)の村長アントニオ・ゴンサーレス・テロール氏も大矢画伯を高く評価しています
大矢 邦昭 (おおや くにあき)プロフィール
1951年 山梨県甲府市生まれ
甲府南高、千葉工大(電子工学)、マラガ大(スペイン語)に学ぶ。
20歳頃から独学で油彩画を始め、1980年に美術的造詣を更に深める為にスペイン・マラガへ。
翌年セビリアに移住。画家・評論家・歴史家・実業家等からなるグループ 「アルチ・アカデミア」 と交友が始まる。
1982年よりマドリードに暮らす。1994-96年 シルクロ・デ・ベジャス・アルテス(マドリード)でデッサンを研究。
1996-2000年 コンプルテンセ大学(マドリード)銅版画教授マヌエル・アイジョン氏に銅版画技術を習う。
1998年 ローマ法王に謁見・作品を献上、バチカン美術館に収蔵される。
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