価格:99,000円(税込)
それは、わずか1000人だけに許された、フェルメールからの贅沢な贈り物。
画集+《真珠の耳飾りの少女》特製複製画
(左)『青衣の女』
(右)『取持ち女』
絵画の黄金時代と呼ばれる17世紀オランダでデルフトに生まれた奇跡の画家、ヨハネス・フェルメール(1632年~1675年)。
静謐(せいひつ)な光の世界を完璧なまでに表現し、精緻な空間構成で、市井の人々の何気ない情景を至高の芸術に昇華させた作品は、時代を超え私たちの心を魅了し続けています。
時間を永遠に止め奇跡の輝きを放つ『光のしずく』。光に対する繊細で卓越した感性によって、ありふれた日常の風景が、目を奪う魔術的な視覚的世界へを変貌する。金属の蓋のハイライトや、細かく描き分けられたグラスに反射する光の表情など、フェルメールのマニアックで細やかな観察眼と単純な写実を超えた迫真の描写力に驚く。
裸眼ではアミ目が見えない高精細印刷。さらにフェルメール作品の図版ページには、ニス塗り仕上げをし、画集として可能な限りの風合いと質感を再現。
最大約3.5倍に拡大した部分図を含め、作品細部の図版を多数掲載。展示室では見ることのできない筆遣いや絵具の盛り上がり、描き直しの跡、透視図法に用いた針の穴や球体を描く際に用いたコンパスの跡までみることができます。
『青衣の女』は、2010~11年に行われた修復後の、画家本来の青い輝きがよみがえった美しい姿を掲載。
真偽の問われる作品5点も掲載。
作品解説、本論、資料は同教授による書き下ろし。部分図でしか見えない細部に関しての分析や、描き方の変化から見た様式の変遷(へんせん)などを克明に解説。また時代背景や同時代の画家たちについて概説し、フェルメール芸術についての理解を深めます。さらに作品来歴や、詳細な年表、フェルメール研究史など、資料も充実。
A3判 上製 194ページ オールカラー 特製布クロス貼り・豪華箔押
マウリッツハイス美術館認定書付《真珠の耳飾りの少女》 特製複製画
特殊なカンヴァス地に印刷し、アンティーク調の特製額縁に入った高品質のオリジナル複製画。
額のサイズ:タテ 32.9 cm×ヨコ 29.5 cm
1.マリアとマルタの家のキリスト、2.取り持ち女、3.眠る女、4.窓辺で手紙を読む女、5.士官と笑う女、6.牛乳を注ぐ女、7.紳士とワインを飲む女、8.小路、9.デルフト眺望、10.二人の紳士と女、11.稽古の中断、12.音楽の稽古、13.窓辺で水差しを持つ女、14.青衣の女、15.真珠の首飾りの少女、16.天秤を持つ女、17.リュートを調弦する女、18.手紙を書く女、19.真珠の耳飾りの少女、20.合奏、21.絵画芸術、22.女と召使い、23.天文学者、24.地理学者、25.少女、26.レースを編む女、27.恋文、28.ヴァージナルの前に立つ女、29.手紙を書く女と召使い、30.ギターを弾く女、31.信仰の寓意、32.ヴァージナルの前に座る女
d1.ダイアナとニンフたち、d2.赤い帽子の女、d3.ヴァージナルの前の若い女、d4.フルートを持つ少女、補遺.聖女プラクセデス
1948年生まれ。目白大学社会学部メディア表現学科教授。『フェルメール論』と『フェルメールの世界』で第10回吉田秀和賞受賞。
『 「牛乳を注ぐ女」 -画家フェルメールの誕生』『フェルメール ― 生涯と作品』など著書多数。
1940年生まれ。 「フェルメールとその時代展」 (2000年/大阪市立美術館)で、マウリッツハイス美術館より指名を受けてアート・ディレクターを担当。今日のフェルメール・ブームの原動力となる。毎日デザイン賞、ワルシャワ国際ポスター・ビエンナーレ金賞、紫綬褒章ほか多数受賞。
総評: 5.0
この度はお買い上げいただきましてありがとうございました。
限定版を無事にお届けできホッとしています。
還暦をお迎えになられたとのこと、誠におめでたく心より御祝詞を申し上げます。
また、大切なお祝いを当ギャラリーよりお買い求めいただきとても嬉しいです。
ご自身へのプレゼントとのことですが大変素晴らしい贈り物をお選びになられましたね。
あの画集を手にされたのなら、楽しみがますます広がることでしょう。
私もフェルメールが大好きなのでお気持ちは良く分かります。
機会がありましたら、またぜひお話をお聞かせください。
こちらこそ今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
代表・太田唯男