華麗な桜で魅了する中島千波の版画
華麗な桜の絵といえば、中島千波の作品を思い浮かべる方も多いことでしょう。ひとつひとつ丁寧に描かれた桜の花びらが、見る人を惹きつけます。
作品仕様
- 技法
- シルクスクリーン
- 画寸
- タテ 52.5 × ヨコ 61.5 cm
- 額寸
- タテ 73 × ヨコ 82 cm
- サインなど
- 作家直筆サインあり
- 限定
- 120
- その他
- 額付き
中島千波 (Chinami Nakajima) 1945-
日本画家の家系に生まれ、画壇へ
1945年、日本画家・中島清之の三男として疎開先の長野県小布施に生まれる。1969年(24歳)に東京藝術大学日本画科を卒業し、同年の第54回院展に初出品し初入選を果たした。1971年(26歳)に同大学大学院を修了し、日本画家としての歩みを始める。
1979年(34歳)に第5回山種美術館賞展優秀賞を受賞し、1985年(40歳)には第1回日本画裸婦大賞展で大賞を受賞。さらに、1987年(42歳)から3年間にわたりNHK「きょうの料理」のテキスト表紙絵を担当した。
教育者としての貢献と歴史ある社寺への奉納
1992年(47歳)、故郷である長野県小布施町に「おぶせミュージアム・中島千波館」が開館し、その功績が称えられた。1994年(49歳)には東京藝術大学美術学部助教授に就任し、同年に鎌倉・鶴岡八幡宮の斎館貴賓室床の間壁画「日和麗々孔雀図」を制作。1998年(53歳)に日本美術院を退院した後、2000年(55歳)に東京藝術大学美術学部教授に就任した。
2004年(59歳)に東京・深川不動尊内仏殿の天井画「大日如来蓮池図」を奉納。その後も2013年(68歳)に退任するまで東京藝術大学で後進の指導にあたり、現在は同大学名誉教授として、日本の美術界を力強く牽引し続けている。
画壇を牽引する「桜の画家」
人物画や花鳥画で広く知られる中島千波は、現代日本画壇を代表する画家である。とりわけ、日本各地の名桜を訪ねて写生を重ね、肖像画を描くように花びら一枚一枚を丹念に描き込んだ作品は、精緻な描写と華やかな色彩が織りなす圧倒的な美しさで、「桜の画家」と称されるに至った。
主な作品収蔵・奉納先
おぶせミュージアム・中島千波館(長野県)、鶴岡八幡宮(壁画奉納)、深川不動尊(天井画奉納)、山種美術館、郷さくら美術館など。









