黒のワンピース、黄色のワンピースを着た2人の女性が、鮮やかな花々が咲き誇る庭園を散歩しています。洗練された可愛さが光る作品。1990年の来日記念、大阪の大丸ミュージアムでの展示会のために300部限定制作された、リトグラフ版画の希少ポスターです(額は新品です)。
全作品集「カシニョール リトグラフ 1989‐1996」に掲載


作品仕様
技法 | リトグラフ 1990年作 |
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画寸 | タテ 51 × ヨコ 40 cm タテ 68 × ヨコ 42 cm(文字部分を含んだ場合) |
額寸 | タテ 89 × ヨコ 63 cm |
サインなど | なし |
限定 | 300部(エディション番号の記載なし) |
状態 | 良 |
その他 | 額付き |
ジャン=ピエール・カシニョール Jean-Pierre CASSIGNEUL
1935年パリ生まれ。
祖父と父がオートクチュールのファッションデザイナーであった影響もあり、ファッションと美しさに対する抜群の感性を培う。
祖父と父がオートクチュールのファッションデザイナーであった影響もあり、ファッションと美しさに対する抜群の感性を培う。
- 1952年(17歳) 初個展開催
- 1955年(20歳)~ エコール・デ・ボザールで学ぶ
- 1957年(22歳)頃~ サロン・ドートンヌ、青年絵画展などに出品
- 1959年(24歳)サロン・ドートンヌ会員となる
- 1964年(29歳)頃~ フランス国内はもとより、アメリカ、日本などで数々の個展を開催し、国際的に最も人気のある作家の一人となる
- 1965年(30歳)~ リトグラフも多く制作
- 1966年(30歳)~ 毎年国際形象展に出品
黒柳徹子さんの肖像画制作や、大阪『花と緑の博覧会』公式ポスター、品川プリンスホテルのステンドグラス「楽園」などを手掛けたことで有名。
海辺や花の咲き乱れる庭などを背景に描かれるクラシックな装いの女性たちには、優雅で物憂げな不思議な表情があり、色彩にも耽美的で瀟洒な雰囲気が漂う。