マルク・シャガール 『エッフェル塔の夫婦』 リトグラフ (エスタンプ) 特版
原画所蔵: パリ国立近代美術館
シャガールの代表作のひとつ、『エッフェル塔の夫婦』です。ニワトリや天使たちに祝福されている新郎と新婦はシャガールと最愛の妻ベラ。故郷ヴィテブスクの風景、太陽、エッフェル塔、ユダヤ教徒の結婚式、半身がヴァイオリンのヤギなど、シャガールの好きなモティーフが描かれて幸福感あふれる色彩豊かな作品です。
マルク・シャガール (Marc Chagall) 『エッフェル塔の夫婦』 リトグラフ (エスタンプ) 額付きです
作品仕様
技法 | リトグラフ (エスタンプ) |
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画寸 | タテ 67 × ヨコ 59 cm |
額寸 | タテ 97.5 × ヨコ 87.5 cm |
サインなど | エンボスサイン |
状態 | 良 |
その他 | 額付き、フランス著作権協会ADAGP承認エンボス入り |
原画所蔵 | パリ国立近代美術館 |
原画制作 | 1938~39年 |
マルク・シャガール(Marc CHAGALL) 1987~1985年
旧ロシア領(現ベラルーシ)ヴィテブスク生まれ
1908年 サンクト・ペテルブルクの美術学校に学ぶ
1910年 パリに留学
1914年 ベルリンで初個展、その後ロシア、パリ、アメリカ、と制作の場を移す
1948年 ベネチア・ビエンナーレ展で版画賞受賞
1960年 パリ・オペラ座の天井画制作
1985年 南フランス・ヴァンスにて逝去
晩年は南仏にアトリエを構え、製陶にも熱意を示した。
作風
彼の空想は自由自在にかけめぐり、詩情豊かな独自の画境をひらいた。
そこにはスラブ民族の幻想とユダヤ人の神秘的な伝説の諸要素が反映している。
主な受賞
カーネギー賞、ベネチア24回ビエンナーレ展版画賞、エラスムス賞など
作品収蔵の主な美術館
ニース・国立マルク・シャガール聖書のメッセージ美術館、
パリ国立近代美術館、
ニューヨーク近代美術館、
青森県立美術館、など世界各地の美術館