平山郁夫 「薬師寺の塔」 オリジナル・リトグラフ
作品仕様
技法 | オリジナル リトグラフ |
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画寸 | タテ 53 × ヨコ 41.2 cm |
額寸 | タテ 81.2 × ヨコ 67.8 cm |
サインなど | 直筆サイン、落款印あり |
状態 | 良 |
発行 | 日本放送出版協会(NHK出版) |
発行日 | 2001年6月25日 |
限定 | 120部(サイン・落款印入り) |
版数 | 25版25色刷り |
用紙 | ヴェラン・アルシェ紙(フランス製) |
版画工房 | 株式会社アトリエMMG |
専用額装 | 株式会社 丘匠芸 |
その他 | 額付き、保証書なし |
当ギャラリーは平山先生のオリジナル・リトグラフ(直筆サイン・落款入り)販売に特に実績があります。
原
画もお取り扱いしています。
写真は弊社ギャラリーで開催した平山郁夫特別展。
【主な出展】「アフガニスタンの砂漠を行く・日」 リトグラフ、「アフ
ガニスタンの砂漠を行く・月」 リトグラフ、「シルクロードを行くキャラバン 東・太陽」 リトグラフ、「シルクロードを行くキャラバン 西・月」 リトグラフ、「
パルミラ遺跡を行く 朝」 リトグラフ、「パルミラ遺跡を行く 夜」 リトグラフ、「平成の洛中洛外図(右隻)」 リトグラフ、「平成の洛中洛外図(左隻)」 リト
グラフ、「薬師寺の塔」 リトグラフ、「朝陽鳳凰堂 宇治平等院」 リトグラフ、「金閣寺」 リトグラフ、「薬師寺東塔」 リトグラフ
★★★ご注意ください!!★★★
平山先生の作品をご覧になって、
「値段が全然違う!
!」 と思われたことはありませんか?
“技法”にお気づきでしょうか?
実は、平山先生が監修したオリジナル版画から、承認印のある高級複製画、とてもお
手頃価格な工芸画まで、かなり多様です。
それによって値段に差がでてしまいます。
でもご注意ください。
『 × × × で、このオリジナル・リトグラフ
を半額で買った』と喜んで見せていただいたお客様の作品が、
複製画だった、というのは珍しい話ではありません。
最近の複製画は非常に良くできています
ので、間違えてしまう販売業者もあるようです。
平山郁夫画伯の
オリジナル版画と複製画のうち、代表的な例をそれぞれ1づつご説明します。
(※ただし下記の条件に全てあてはまるわ
けではありません)
オリジナル リトグラフ
平山郁夫先生が自ら版画の制作に関わり、完成した作品は画伯が一枚一枚チェック
。直筆サインがある。
落款(らっかん)と限定番号入り。
高品質の岩絵具や顔料が用いられ、1つの作品に使われる版数もかなり多い(例:35版37色度数摺
り、など)。
平山郁夫先生の表現に則った作品として設計された後、その芸術性を損ねることのないよう画伯の監督の下、
熟練した職人の手によって丁寧に
仕上げられる芸術作品。
彩美版 IWA-E(R)さいびばん いわえ。
高級複製画。共同印刷?さん
が独自に開発した特許技法。
日本画の画材である岩絵具の質感をリアルに再現するために、
胡粉など実際に岩絵具にも使われる材料を用いる。
デジタル
画像処理、プリント技術、版画技法を組み合わせることにより作られる『現代最高レベルの複製画』。
画伯の承認印(物故作家の場合は遺族など著作権所有者や
所蔵美術館などの監修印)、限定番号入りの証紙が額の裏に添付されている。
美術品ではなく装飾品としての価値となり、インテリアとして掛けるには最適
。
平山 郁夫 (ひらやま いくお) 1930~2009
広島県生まれ
1952年 東京美術学校日本画家卒業。前田青
邨に師事。
1953年 再興第38回院展に出品し初入選する
1978年 院展出品の「画禅院青邨先生環浄図」で内閣総理大臣賞を受賞
1988年 ユネスコ親善大使
に任命される
1989年 東京芸術大学長となる
1991年 フランス政府より芸術文化勲章のコマンドール章を授与される
1993年 文化功労者として顕彰され
る
1996年 日本美術院理事長に就任
来日中のシラク・フランス大統領よりレジオン・ドヌール勲章を授与される
1997年 広島県尾道市に平
山郁夫美術館開館
1998年 文化勲章を受章
1999年 日本人として初めてジェームズ・スミソン賞受賞
2000年 薬師寺玄奘三蔵院「大唐西域壁画」完成
2001年 東京芸術大学長に再任(2005年退任)
2004年 山梨県に平山郁夫シルクロード美術館開館
2008年 北京・中国美術館で 「平山郁夫芸術展」 開催