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藤田嗣治「窓の前の少女と猫」リトグラフ フランス著作権協会承認

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少女と猫の表情が印象的

窓辺に座って何かを見つめる少女の表情と、少し気の強そうな猫の姿が印象的です。思わず見入ってしまうような作品です。

画伯の没後リトグラフは、1990年代の初めにわずか3作品が制作されたのみ。この作品はこれに続く2回目のもので、他の巨匠作品にくらべ極めて希少であり非常に貴重なものといえます。

制作には、ADAGP(フランス著作権協会)承認のもと、フランスの伝統的なリトグラフ技法を受け継ぐ一流工房があたり原作に忠実に再現されました。

混同を避けるため原作とサイズは違えていますが、平面的なデジタル版画にはない石版の温かな肌合いによって、フジタのもともとの色合いがよく表されています。

また、作品の裏面にはフジタが使っていた落款が元のままに忠実に再現され、渡仏後も日本人としての魂を失わなかったフジタの志がADAGP承認のもとに押印されています。

さらに正当な手続きのもと制作された証としてADAGPの著作権承認エンボスが押され、工房による真正証明書が添付されています。

限定制作はわずか300部。

本作に使用した原版は刷りの完了後に破棄され今後の再版はございません。ぜひこの得がたい機会をお見逃しなく!

作品仕様

技法
リトグラフ
画寸
タテ 33 × ヨコ 26 cm
額寸
タテ 65 × ヨコ 57 cm
サインなど
画面左下にスタンプサイン、裏に藤田の落款(写し)入り
状態
限定
300部
版数
12版12色
用紙
BFKリーヴ紙(フランス製)
承認
ADAGP(フランス著作権協会、画面右下にエンボス入り)
制作工房
IMPRIMERIE CLOT BRAMSEN & GEORGES、2012年作
その他
特製木製額付き、工房による真正証明書付
原画制作年
1956年

藤田嗣治「窓の前の少女と猫」リトグラフ フランス著作権協会承認

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藤田嗣治 (Tsuguharu Foujita) 1886-1968

エコール・ド・パリの寵児へ

1886年、東京府牛込区(現・新宿区)に生まれる。父は陸軍軍医総監を務めた人物で、父の上司であった森?外の勧めもあり、1905年(19歳)に東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科に入学。黒田清輝に師事するも、当時主流だった印象派の画風になじめず、独自の感性を温め続けた。1910年(24歳)に卒業後、父の援助を得て1913年(27歳)に単身渡仏。パリのモンパルナスに居を構え、モディリアーニ、ピカソ、キスリングらエコール・ド・パリの画家たちと交流を深めた。

画壇での評価と受賞

第一次世界大戦下の貧窮した生活を乗り越え、1919年(33歳)にサロン・ドートンヌへ出品した6点がすべて入選。翌年には審査員に推挙され、1922年の出品作《寝室の裸婦キキ》が画壇に大きな反響を呼んだ。1925年(39歳)にはフランス政府よりレジオン・ドヌール勲章を受章し、エコール・ド・パリを代表する画家としての地位を確立。

1940年(54歳)に帰国し戦争画を制作。戦後の1955年(69歳)にフランス国籍を取得し、1959年(73歳)にカトリックの洗礼を受け「レオナール」の洗礼名を授かった。1968年、チューリヒにて死去、享年81。

乳白色の肌

藤田嗣治の作風の特徴は、日本画の技法を油彩に取り入れた独自の表現にある。面相筆で描く墨線のような繊細な輪郭線と、自ら開発した乳白色。そのなめらかな下地「グラン・フォン・ブラン」が生み出す透明感のある肌の表現は、西洋画壇に衝撃を与え、画商が作品を奪い合うほどの絶大な人気を博した。

裸婦像と猫を主な画題とし、作品には西洋の技法の中に日本人ならではの繊細な感性が宿っている。

主な収蔵先

パリ市立近代美術館、ポンピドゥー・センター(フランス国立近代美術館)、ランス美術館、ジュネーヴ美術歴史博物館、国立西洋美術館、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、ポーラ美術館(国内最大級のコレクション)、秋田県立美術館(平野政吉コレクション)、アーティゾン美術館など。

こちらの作品はいかがでしょうか?

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