描かれているのは、名車 BMW 3シリーズ(Série 3)、通称「E36型」。
カメラの流し撮りを思わせるダイナミックな筆致は、背景の深いグリーンと、疾走する白いボディの美しいコントラストを際立たせ、絵画とは思えないほどのスピード感を生み出しています。
フランスの「動きの画家」ヴィクトール・スパンが描く、疾走するBMW。巻き上がる水しぶき、滑らかなエンジンサウンド、路面を捉えるタイヤのスキール音。今にも目の前を駆け抜けていきそうな圧倒的な臨場感を、ぜひお手元で体感してください。
画家本人直筆のタイトル書き「BMW Série 3 1991」、および直筆サイン入りのオリジナル・リトグラフ(版画)です。
作品仕様
- 技法
- オリジナル・リトグラフ
- 画寸
- タテ 54.5 × ヨコ 74 cm
- 額寸
- タテ 75.2 × ヨコ 94.7 cm
- サインなど
- 画面右下に作家直筆サイン、タイトル書き「BMW Série 3 1991」
- 限定
- EA(作家保存版/画面左下に記載)
- 状態
- 良
- その他
- 額付き
ヴィクトール・スパン (Victor Spahn) 1949-
モザイク作家から画家への転身
1949年、ロシア人の両親のもとフランスのパリに生まれる。初期はモザイク制作の分野で数年間活動し、モザイクテーブルの制作で賞を獲得するなど実績を積んだ。1970年より絵画の道を志し、翌年には抽象画家アンドレ・ランスキーに師事。サロン・ドートンヌやアンデパンダン展など、パリの主要なサロンを中心に個展やグループ展を精力的に開催し、画家としての評価を高めていった。
「動きの画家」としての確立
1978年にヘンリー・クロールダン賞を受賞。スパンの真骨頂は、スポーツや乗り物などの「動き」を、力強くダイナミックな筆致と鮮やかな色彩で捉える点にある。F1レース、ゴルフ、ヨット、ポロなど、一瞬のスピード感やエネルギーをキャンバスに定着させるその独自の画風から、「動きの画家」と称され、世界的な名声を獲得した。
幅広い創作活動
ポスターやリトグラフなどの版画制作においても優れた才能を発揮しており、スポーツイベントの公式ポスターなども数多く手掛けている。また、絵画制作にとどまらず、フランス公共建築物のフレスコ壁画や、著名人の邸宅デザインなど、幅広い分野でアートディレクションを展開し続けている。









