美術展情報
アートになった猫たち展 【南アルプス市立美術館】
南アルプス市立美術館で開催されている美術展。猫をモチーフにした版画や立体作品など、あわせて190点を超える見応えある展示です。
展示概要
- 第1章 アートになった猫たち
- 第2章 ねこを愛した芸術家たち
- 第3章 今も昔も 暮らしの中に猫がいる
- 第4章 なぜ猫で描かれた?
- 第5章 ねこ爛漫 猫で遊ぶ
- 第6章 今も昔も 暮らしの中に猫がいる[明治編]
開催概要
(以下、パンフレット記載情報です)
開催期間
令和元年10月5日(土)~12月1日(日)
南アルプス市立美術館
- 山梨県南アルプス市小笠原1281
- TEL 055-282-6600
- FAX 055-282-6601
開館時間
午前9時30分~午後5時 (入場は午後4時30分まで)
入館料
一般500円・大高生300円・小中学生200円
休館日
10月7日(月)、15日(火)、21日(月)、28日(月)、
11月5日(火)、11日(月)、18日(月)、25日(月)
主催
南アルプス市立美術館
監修
中右瑛(なかう えい/ 国際浮世絵学会常任理事)
企画協力
E.M.I.ネットワーク
後援
山梨日日新聞社、山梨放送、テレビ山梨、朝日新聞甲府総局、毎日新聞甲府支局、読売新聞甲府支局、産経新聞甲府支局、時事通信社甲府支局、山梨新報社、エフエム富士、エフエム甲府、日本ネットワークサービス、峡西CATV、白根ケーブルネットワーク、富士川CATV
(以下、パンフレット記載情報です)
猫の文房具に、猫のゲーム、猫ブログなど、見まわすと巷には猫グッズがあふれ、今、空前の猫ブームを迎えていると言われますが、200年も前の江戸時代から猫ブームは存在していました。
猫が海を超えて日本にやってきたのは奈良時代と言われます。その後、天皇や貴族階級のペットとして紐でつながれて飼われていましたが、江戸時代初期には猫は人々にとって身近なものになり、庶民の日常生活に溶け込んでいきました。
幕末に猫好きで知られる歌川国芳とその弟子たちの活躍で、猫は時に愛らしく、時に気高く神秘的な姿で美人画や戯画に登場し、女性と戯れる猫、踊る猫、芸をする猫、猫顔で人気役者になりきる愛嬌たっぷりの姿、恐ろしげな化け猫も頭にてぬぐいを被って踊るユーモラスな姿で描かれるなど、江戸の庶民に広く親しまれました。また、近代絵画では竹久夢二、藤田嗣治、水野年方、海外ではビアズリーをはじめとするアールヌーボーの画家たちが自らの作品に猫のモチーフを取り入れました。
本展では、浮世絵蒐集家として著名な中右瑛氏が長年にわたり蒐集した浮世絵から近代絵画、現代アート、海外作家にいたるまで幅広くアートに登場する猫たちを紹介し、人々を惹きつけてやまない猫たちと人間との深い関わりをお楽しみいただきます。
チケット
一般500円・大高生300円・小中学生200円
入館料免除の方
以下に該当する方は証明書の提示で入館料が免除となります。美術館窓口でお申し出ください。
- 毎週土曜日における小・中・高校及び特殊教育学校の児童生徒
- 障がい者及びその介護者
- 65歳以上の方
公式図録
展示作品を収録した公式書籍。オールカラーで図版が全211点掲載されています(会場に展示されない作品も含まれています)。
美術館売店でお買い求めいただけます。
お問い合わせ
南アルプス市立美術館
- 山梨県南アルプス市小笠原1281
- TEL 055-282-6600
- FAX 055-282-6601
- 公式ホームページ https://www.minamialps-museum.jp/