池田満寿夫 「織部(Oribe)」 オリジナル銅版画
B.A.T.版(ボナ・ティレ/刷りの基準となる見本作品)
日本のピカソと称される、多才な画家・池田満寿夫先生の希少作品です。
作品仕様
技法 | ソフトグランド・エッチング(銅版画) |
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画寸 | タテ 16 × ヨコ 14. cm |
額寸 | タテ 72.3 × ヨコ 65.5 cm |
サインなど | 作家直筆サインあり |
限定 | 130部 |
限定番号 | B.A.T(ボナ・ティレ)、版画作品の色や仕上りが一定となるよう刷りの際の基準となる見本作品です |
制作年 | 1984年(昭和59年)、レゾネNo.784 |
その他 | 額付き |
池田 満寿夫(いけだ ますお) 1934-1997
- 1934年 旧満州奉天生まれ
- 1945年 両親の故郷である長野市に移る
- 1951年 第1回全日本学生油絵コンクールでアトリエ賞受賞
- 1960年 第2回東京国際版画ビエンナーレ展で文部大臣賞受賞
- 1961年 第3回東京国際版画ビエンナーレ展で東京都知事賞受賞
- 1964年 第4回東京国際版画ビエンナーレ展で国内大賞にあたる国立近代美術館賞受賞、ニューヨーク近代美術館が版画24点を買い上げ
- 1965年 ニューヨーク近代美術館内で日本人画家ではじめて個展を開催
- 1966年 ベネチア・ビエンナーレ展版画部門国際大賞受賞、棟方志功に次ぎ日本人では2人目の快挙
- 1977年 小説『エーゲ海に捧ぐ
』で芥川賞受賞
1984年頃から陶芸に没頭し、1993年には山梨県増穂町に『満寿夫八方窯』を築窯。ピカソをはじめ、尊敬する多くの西洋作家の刺激を受けて、自由奔放で変幻自在に作品を制作。そのマルチな才能により画家・版画家だけにはとどまらず、作家・彫刻家・陶芸家・脚本家・写真家としても幅広く活躍した。
【ぶっく_あーと】つながるインフォメーション
池田満寿夫先生が1982年から1997年に亡くなるまで住んでいた家が熱海にあります。いっしょに暮らしていたパートナー、佐藤陽子さんが市に寄贈し 「池田満寿夫・佐藤陽子 創作の家」 として公開されています。佐藤陽子さんはヴァイオリニストとして有名ですが、エッセイストとしてもご活躍。池田先生との共著もあります。
読むと、つながる。読むと、深まる。
こういう女ならすべて失ってもいい (青春文庫)
池田 満寿夫 (著), 佐藤 陽子 (著)
「愛が始まる時、深まる時、離せなくなる時……男が本気になって愛してしまう女とは。」