池田満寿夫 「洗顔法」 オリジナル銅版画(メゾチント)
A.P.(アーティスツ・プルーフ/作家保存版)
日本のピカソと称される多才な画家・池田満寿夫先生の希少な版画です。
作品仕様
技法 | メゾチント(銅版画) |
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画寸 | タテ 18 × ヨコ 14.5 cm |
額寸 | タテ 40 × ヨコ 31 cm |
サインなど | 作家直筆サインあり |
限定 | 300部 |
限定番号 | A.P.(アーティスツ・プルーフ/作家保存版) |
制作年 | 1978年(昭和53年)、レゾネNo.640 |
その他 | 額付き |
池田 満寿夫(いけだ ますお) 1934-1997
- 1934年 旧満州奉天生まれ
- 1945年 両親の故郷である長野市に移る
- 1951年 第1回全日本学生油絵コンクールでアトリエ賞受賞
- 1960年 第2回東京国際版画ビエンナーレ展で文部大臣賞受賞
- 1961年 第3回東京国際版画ビエンナーレ展で東京都知事賞受賞
- 1964年 第4回東京国際版画ビエンナーレ展で国内大賞にあたる国立近代美術館賞受賞、ニューヨーク近代美術館が版画24点を買い上げ
- 1965年 ニューヨーク近代美術館内で日本人画家ではじめて個展を開催
- 1966年 ベネチア・ビエンナーレ展版画部門国際大賞受賞、棟方志功に次ぎ日本人では2人目の快挙
- 1977年 小説『エーゲ海に捧ぐ 』で芥川賞受賞
1984年頃から陶芸に没頭し、1993年には山梨県増穂町に『満寿夫八方窯』を築窯。ピカソをはじめ、尊敬する多くの西洋作家の刺激を受けて、自由奔放で変幻自在に作品を制作。そのマルチな才能により画家・版画家だけにはとどまらず、作家・彫刻家・陶芸家・脚本家・写真家としても幅広く活躍した。
【ぶっく_あーと】つながるインフォメーション
もともと油絵を描いていた池田満寿夫ですが、瑛九(えいきゅう・1911-1960)のすすめで銅版画を始めました。翌年、東京国際版画ビエンナーレ展に初入選。版画を始めて4年後には東京国際版画ビエンナーレで文部大臣賞を受賞。26歳の若き無名作家が一気に脚光を浴びました。アート展の最高権威、ベネチア・ビエンナーレの版画部門で国際大賞受賞を受賞したのは32歳のとき。日本人では、棟方志功に次ぐ2人目の快挙でした。
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版画、 「あいだ」 の美術
松山 龍雄 (著)
【内容紹介より】
明治期文明開化の浮世絵から、近代の 「創作版画」 の誕生、そして戦後版画の復興、さらに 「現代版画」 の黄金時代へと続く日本の近現代 「版画」 の展開を、豊富な図版とともに丁寧に解説しています。棟方志功や池田満寿夫らの国際的な活躍とは何だったのか、そして近年人気の高い川瀬巴水や吉田博の木版画の魅力とは?