《真珠の耳飾りの少女》を6号サイズで
最新技術と熟練職人の伝統技術を融合させた、本物のような輝きを感じさせる復刻画です。青い部分には天然ラピスラズリを着彩し、《真珠の耳飾りの少女》ならではの美しさを印象深く再現しています。
ご注文順に随時発送しておりますが、大人気作品のためお時間をいただくことがございます。お届けが遅くなる場合は、メールにてご連絡いたします。
ひび割れまでハッキリ! リアルすぎる画面
美術館・寺院の所蔵品の修復・復刻を手がけてきた大塚巧藝社。90有余年の伝統を持つ、同社独自の最新技法により制作されました。マウリッツハイス美術館の詳細データをもとに最新のデジタル技術を駆使して、原画のもつ臨場感が忠実に再現されています。油絵用の布地キャンバスに顔料を吹きつけ、さらにその上から天然のラピスラズリが着彩されています。原画のひび割れまでもが忠実に再現された高精度な画面と色彩の復刻。本物の素晴らしさを徹底的に追求して作られましたこの作品は、通常の複製画ではご満足いただけない本物志向の方にオススメです。
同じ工房で作られたデラックス版では「豪華すぎて気軽に飾れない」と思われるお客様、サイズや飾る場所の雰囲気などのご事情からデラックス版のご購入をためらっていらっしゃるお客様、こちらのスタンダード版復刻画はいかがでしょうか?
フェルメールブルー…幻の青
「真珠の耳飾りの少女」の中で誰もが目を奪われるのは、ターバンの色です。この「幻の青」とも言われる青色は「フェルメールブルー」と呼ばれています。17世紀当時、純金と同じくらい高価であった天然ラピスラズリを使用し、「宝石の絵画」と賞賛された美しさです。
「真珠の耳飾りの少女」スタンダード版復刻画にも、ラピスラズリが使われています。熟練の絵師が青いターバン部分に天然ラピスラズリを着彩しています。
華やかな金箔調の額(樹脂製)。改良によりデザインが変わることがあります。
マウリッツハイス美術館の正式認証
マウリッツハイス美術館
オランダのハーグに位置し、ヨハン・マウリッツ公の邸宅として1960年頃建てられた館を美術館とし、公の名をとりマウリッツハイス美術館と名付けられました。壮大で豊かな歴史を醸し出す雰囲気をもつ、17世紀建造のエレガントな建物をギャラリーに変え、ヨハネス・フェルメールの『真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)』、『デルフトの眺望』、レンブラントの『ニコラス・デュルプ博士』、ヤン・ステーン『牡蠣(かき)食べる少女』など、世界的にも有名な、オランダ黄金時代の傑作の数々をコレクションしています。
作品仕様
- 技法
- ジークレー、岩絵具手彩色(天然)ラピスラズリ、メデューム加工(絵画保護の役割)
- 限定
- 500部
- 画寸
- タテ 41.5 × ヨコ 35.8 cm
- 額寸
- タテ 59.5 × ヨコ 54.3 cm
- 重量
- 3.1kg
- その他
- 樹脂製の額付き(改良により額のデザインが変わる場合がございます)
額裏に限定番号入の奥付証紙付き - 制作
- 株式会社 大塚巧藝社
- 原画制作年
- 1665年頃
- 原画所蔵
- マウリッツハイス美術館(オランダ・ハーグ)
フェルメール研究の第一人者、小林頼子氏による推薦のことば
フェルメールは、裕福な市民階級の女性を描いた17世紀のオランダの風俗画家である。明澄な北欧の光射し込む部屋、その窓辺で独り日々の営みに心奪われる彼女たち。地塗りから彩色に至る慎重な絵具の塗り重ね、考え抜かれた構図が静謐感と作品の完成度を高める。じっくり丁寧に制作する寡作の画家を思わせる。実際、現存作品も30数点しかない。
今回は、フェルメールの青の魅力を際立たせる顔料、ラピスラズリを熟練の絵師が手彩色で施したという。マウリッツハイス美術館所蔵の原画を偲ばせるに十分な風格を備えた、心躍る復刻の試みである。
小林頼子先生の略歴
フェルメール研究の第一人者。2000年「フェルメール論」、「フェルメールの世界」で音楽・演劇・美術等の分野において、優れた芸術論評を発表した人に対して贈られる吉田秀和賞を受賞。目白大学教授。
ヨハネス・フェルメール (Johannes Vermeer) 1632-1675
デルフトでの謎に包まれた生涯
父レイニール・ヤンスゾーンと母ディフナ・バルテンスの第二子として、オランダ・デルフトに生まれ、新教会で洗礼を受ける。父は織物職人であったが、宿屋と画商も営んでいた。1653年、21歳で結婚すると同時に、画家の組合である「聖ルカ組合」に入会。その才能は早くから認められ、1662年には最年少で組合の理事に就任するなど地元デルフトで確固たる地位を築いていた。
17世紀オランダ絵画を代表する画家。生涯のほとんどを故郷デルフトで過ごしたが、フェルメールに関する文献資料は極めて少なく、その私生活や人物像の多くはいまだ謎に包まれている。
光の魔術と至宝「フェルメール・ブルー」
現存する作品はわずか三十数点にすぎないが、いずれもやさしい光の質感と静謐な空気感に満ちた傑作として高く評価されている。作品に特徴的な青色は、「フェルメール・ブルー」とも呼ばれ、当時「金よりも高価」と言われたラピスラズリが用いられている。この贅沢な青は、当時としては極めて異例であり、フェルメールが光と色彩にどれほど強いこだわりを持っていたかを物語っている。
不朽の名作《真珠の耳飾りの少女》
代表作《真珠の耳飾りの少女》は、フェルメールならではの柔らかな光に照らされた一瞬のまなざしと、完成度の高い色彩表現によって、フェルメール芸術を象徴する世界的名画として知られている。
200年の忘却と奇跡の再評価
生前は地元で一定の評価を得ていたものの、没後は美術史から長く忘れ去られ、作品がレンブラントなど他の画家の名前で取引されることもあった。しかし19世紀半ば、フランスの美術史家トレ=ビュルガーによって「デルフトのスフィンクス」として見出され再評価が進んだ。200年もの忘却の時を経て蘇った奇跡の画家という歴史もまた、現代の人々を強く惹きつけてやまない理由となっている。
主な作品収蔵先
マウリッツハイス美術館(デン・ハーグ)、アムステルダム国立美術館、ルーヴル美術館(パリ)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、ワシントン・ナショナル・ギャラリーなど。









