フェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女」 複製画 ジクレ
原画は2004年にロンドンのサザビーズで競売にかけられて、当時の為替レートで約32億円で売却されました。2008年に東京都美術館で開催された 「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」 で来日しました。個人所有のため、特別展などで貸し出された際にしか見ることができません。
額縁の色はシルバーゴールドです。シンプルでモダンなフラット額。圧迫感がないので、さりげなく飾ることができます。サインは印刷(刷り込み)です。
作品仕様
- 【技法】 ジクレ(ジクレとは?)
- 【画寸】 タテ 35.7×ヨコ 28 cm
- 【額寸】 タテ 55.2×ヨコ 43.1
- 【サインなど】 刷り込み(印刷)サイン
- 【その他】 状態 良、額付き
原画について
「ヴァージナルの前に座る若い女」 は、現存するフェルメールの 「36番目」 の作品として知られています。個人所有のため、特別展などで貸し出された際にしか見ることができません。
「本当にフェルメールの作品か」 「19世紀または20世紀につくられたニセモノではないか」 などと長年言われていましたが、1993年から約10年間にわたる調査の末 「フェルメールの作品」 と結果がでました。
- フェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女」
- 画寸: タテ 25.5× ヨコ 20.1 cm
- 制作年: 1670-72年頃
- 所蔵: 個人蔵(ト-マス・カプラン氏)
2004年7月7日、サザビーズ・ロンドンでオークションにかけられ、1,624万5,600英ポンドで落札されました。当時の為替レートで約32億円、落札者はラスベガスの美術品収集家スティーブ・ウィン氏です。
2008年から、ニューヨークのトーマス・カプラン氏がオーナーとなりました。 同氏は、個人のオランダ絵画コレクションとしては世界最大規模の 「ザ・ライデン・コレクション」 の所有者です。
ヨハネス・フェルメール(Jonannes VERMEER) 1632~1675
父レイニール・ヤンスゾーンと母ディフナ・バルテンスの第二子としてオランダ・デルフトに生まれ、新教会で洗礼を受ける。父は織物職人であったが宿屋と画商も営んでいた。
1653年に21歳で結婚し、同年に画家の組合である聖ルカ組合に入る。1662年、最年少で組合の理事に就任。
生涯のほとんどを故郷のデルフトで過ごした。残念ながらフェルメールに関する文献資料が極めて少ないため画家本人の詳しいことはほとんど明らかにされていない。現存する作品はわずか三十数点。そのどれもがやさしい光の質感に満ちた傑作として知られている。レンブラントと並び17世紀のオランダ美術を代表する画家。