描かれているのは、車体ではなく『速さ』そのもの。 形を極限までそぎ落とし、色彩のストロークと光のコントラストだけで表現された、音速の芸術。白とオレンジの流線が風と熱気をまといます。
1960年代より「動き」と「スピード」を追求し続けてきたフランス現代美術の巨匠ドートルローの真骨頂。抽象画のようなモダンさが魅力の、圧倒的なエネルギーを放つこの一枚は、見る人の心に前進するパワーを与えてくれます。
画家本人直筆のサイン入りのオリジナル・リトグラフです。
作品仕様
| 技法 | オリジナル・リトグラフ |
|---|---|
| 画寸 | タテ 45 × ヨコ 67 cm |
| 額寸 | タテ 68.3 × ヨコ 90.3 cm |
| サインなど | 画面右下に作家直筆サイン |
| 限定 | EA |
| 状態 | 良 |
| その他 | 額付き |
ピエール・ドートルロー (Pierre DOUTRELEAU) 1938~
南仏アルル生まれ。
13歳で絵筆をとり、1956年にわずか18歳の若さでアルルで初の展覧会を開催。早熟の天才としてのキャリアをスタートさせる。
特定の師を持たず、ピカソなど巨匠の助言を受けながら独自のスタイルを確立。
1964年にギャラリー・ド・パリを皮切りに、ダラス、ジュネーブ、ヨハネスブルグ、ニューヨーク、シカゴ、リオデジャネイロ、サンパウロ、マドリッド、ミュンヘンほか、世界各地で意欲的に個展を続ける。
1968年アメリカ滞在中に“動き(ムーブメント)”と“スピード”に注目し、以降、作品の中の表現に努める。
作風は、視覚の変形をもとにした表現手法による“動”と“静”。点は線に、線は面になり、そして色は変化する…。
この完全主義者である作家の作品は、リトグラフの場合、ムーブメント表現のテクニックと20色以上におよぶ色彩の重ね刷りを駆使し、作品全体に緻密で調和のとれた色彩効果が生み出されている。
ドートルロー画伯 来日時の写真










